第7回ワークショップ
当世徒然草―パロディをつくる
【開催概要】
日程:2022年3月20日
会場:オンライン(Zoom開催)
参加者:28名
ファシリテーター:佐藤至子・中野貴文
アイスブレイク:青木幸子
江戸時代には有名な古典文学のパロディが多くつくられた。吉原遊郭を題材とする『吉原徒然草』から
パロディづくりの方法を学び、現代版「当世徒然草」を創作する。
【プログラム】
《午前》
アイスブレイク
徒然草の読まれかた(小講義)
徒然草のパロディ『吉原徒然草』とは?(小講義)
パロディの方法を見つける(ワーク・発表)
《午後》
アイスブレイク
「当世徒然草」をつくる(ワーク・発表)
まとめ(小講義)
ふりかえり
【配付資料】
ワークショップで使用したスライドです。
アイスブレイクから講義・ワーク・創作まで一貫したテーマで構成しています。
【参考文献】
▼徒然草・吉原徒然草・伊勢物語の本文(引用にあたり表記等を改めた)
・木藤才蔵校注『徒然草』(新潮日本古典集成、新潮社、1977)
・上野洋三校注『吉原徒然草』(岩波文庫、岩波書店、2003)
・片桐洋一ほか校注・訳『竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(新編日本古典文学全集、小学館、1994)
▼徒然草
・小川剛生『兼好法師 徒然草に記されなかった真実』(中公新書、中央公論新社、2017)
・中野貴文『徒然草の誕生―中世文学表現史序説』(岩波書店、2019)
・川平敏文『徒然草 無常観を超えた魅力』(中公新書、中央公論新社、2020)
▼パロディ他
・渡部泰明ほか『日本文学の表現機構』(岩波書店、2014)
・前田金五郎・森田武校注『仮名草子集』(日本古典文学大系、岩波書店、1965)
・水谷隆之「古典をもじり浮世をえがく 『仁勢物語』『吉原徒然草』」(長島弘明編『〈奇〉と〈妙〉の江戸文学事典』文学通信、2019)